はじめに■「空き家って、そんなにお金がかかるの?」
「空き家だから、誰も住んでいないし、お金はほとんどかからないでしょ?」
これは、空き家を所有された方から本当によく聞く言葉です。
確かに、電気・水道を使わなければ光熱費はほぼゼロです。
しかし実際には、空き家は“持っているだけ”で、毎年確実にコストが発生します。
しかもそのコストは、年数が経つほど増えていく傾向があります。
今回は、実際の相談事例をもとに、
- 空き家の維持費は年間いくらかかるのか
- 10年間放置すると総額はいくらになるのか
- 売却した人と放置した人の差
を、数字で分かりやすく解説します。
実例ストーリー■「まだ使うかもしれない」と放置した10年間
Fさん(60代・会社員)は、千葉県内にある実家を相続しました。
築35年の戸建住宅で、すぐに住む予定はありませんでしたが、
「いつか子どもが使うかもしれない」
「売るのはもったいない気がする」
という気持ちから、空き家のまま保有することを選択しました。
最初の数年間は、特に大きな問題はありませんでした。
年に数回、草刈りをし、換気をする程度。
しかし5年を過ぎた頃から、
- 屋根の一部から雨漏り
- シロアリの兆候
- 台風後の外壁補修
- 近隣からの雑草クレーム
修繕費が徐々に増え始めました。
10年後、トータルで支払った金額を計算すると、思っていた以上の金額になっていたのです。
空き家の年間維持費|リアルな内訳
千葉県内の一般的な戸建空き家を想定した場合の目安です。
固定資産税・都市計画税
年間:約8万〜15万円
立地や評価額によって差があります。
草刈り・簡易管理
年間:約5万〜12万円
年2〜4回の草刈り、見回り費用。
修繕・メンテナンス
年間平均:約5万〜20万円
雨漏り、給湯器故障、外壁補修など。
火災保険・防犯対策
年間:約2万〜5万円
合計(年間)
👉 約20万〜50万円/年
10年間でいくら?シミュレーション
仮に年間30万円とすると:
30万円 × 10年 = 300万円
しかも、老朽化が進むほど修繕費は増加します。
実際には、
大規模修繕:100万円超
解体費用:150万〜250万円
が追加で発生するケースも珍しくありません。
売却した人と放置した人の“差”
早期売却した場合
維持費:ほぼゼロ
・固定資産税負担なし
・現金化による資金活用
・管理ストレスなし
放置した場合
維持費:300万円以上
・建物価値の下落
・管理不全指定リスク
・将来売却価格の低下
売却した人と放置した人の“差”
- 自分の時間・労力
- 近隣トラブル対応
- 災害リスク
- 心理的ストレス
数字に見えない負担も非常に大きいです。
よくある質問(Q&A)
まとめ■空き家は「持ち続けるほどコストが増える資産」
空き家は、時間が経つほど“お金と手間がかかる資産”になります。
「まだ大丈夫」と思っている今こそが、最も判断しやすいタイミングです。
房総スタイルでは、空き家の無料査定、現状買取、早期現金化、管理リスク整理までワンストップで対応しています。
「まずは金額だけ知りたい」そんなご相談でも大歓迎です。